補聴器両立性
FCC
は、デジタル携帯電話機の補聴器両立性(
HAC
)に関する規定を採択しました。この規定には、米国規格協会
(
ANSI
)
C63.19-2007
の補聴器両立性規格に従って、特定の電話機をテストし、格付けすることが定められています。
補聴器両立性に関する
ANSI
規格には、
2
種類の格付けがあります。テレコイルモードで動作していない補聴器との
音響結合を可能にするための無線周波妨害の低減に関する「
M
」格付けと、テレコイルモードで動作している補聴器
との誘導結合に関する「
T
」格付けです。これらの格付けには
1
~
4
の段階があり、
4
の両立性が最も高くなります。
FCC
の規定では、音響結合の場合は
M3
または
M4
の格付けの電話機、誘導結合の場合は
T3
または
T4
の格付
けの電話機が補聴器両立性があると見なされます。
現在の
iPhone
の補聴器両立性の格付けについては、
http://support.apple.com/kb/HT4526?viewlocale=ja_
JP
を参照してください。
補聴器両立性の格付けは、特定の補聴器が特定の電話機で機能することを保証するものではありません。補聴器によっ
ては、一定の格付けに達しない電話機でうまく機能する場合もあります。補聴器と電話機の相互運用性を確認するに
は、購入する前に一緒に使用してください。
補聴器モード
iPhone 4 GSM
には補聴器モードがあります。このモードを有効にすると、一部の補聴器モデルの電波妨害が低減
される場合があります。補聴器モードでは、
GSM 1900 MHz
帯域の携帯電話電波の伝送能力が低下するため、
2G
携帯電話のカバレッジが縮小される場合があります。
補聴器モードを有効にする(
iPhone 4 GSM
):
「設定」>「一般」>「アクセシビリティ」と選択します。